音楽療法
弊社でもよく お迎えにあがる 埼玉医科大の先生で
有効な音楽を活用して健康を維持することに尽力をされている
和合治久先生の音楽療法のメッセージがマスコミなどにも取り上げられています。
先日は林修の「今でしょ!」にも出演なられたらしいですね。
和合氏は臨床検査学科の教授ですので医学の面から音楽の効果を伝えておられます。
その中で、能動的音楽療法と受動的音楽療法の2つがあって
前者は自分で歌を歌ったり、楽器を鳴らしたりする行動。後者は、演奏を聴くことによる療法になります。
今の社会は、色々なストレスがあり増加する一方です。
日本は住みやい治安のいい国ではありますが、それを維持しているということは
努力があるはずです。ブータンに行った給食のおばさんの本や、海外の情報を見るとどれだけ外国が「楽」かがわかります。力を抜いて適当に生きていけばいいんだとここではこれでいいんだ、と外国で気が付くことも多々あるようです。
そんな、ストレス社会日本ですから 音楽療法の力は今後も必要になってきますね。
野菜に関しても、昔からよく「モーツアルトを聞かせた野菜はよく育つ」とか「おいしい」とテレビでもやっていました。
では、ここで1曲
モーツアルトのピアノ協奏曲21番2楽章をお聴き下さい。
心が安らぐ音楽
ストレスが増加すると、アドレナリンが過剰に分泌され欠陥が収縮して高血圧や血管の病気、認知症など高齢者の抱える病気に関係してきます。
そんな時には、心安らぐ音楽を聴くと 副交感神経に作用して効果を得ることができます。
先ほど紹介した、21番の2楽章のピアノ協奏曲のようなゆったりとしたメロディーや昔聞いたなつかしい唱歌などもいいですね。
得たい効果によって、音楽を選ぶことも重要です。
モーツアルトの音楽は、4000ヘルツ以上の周波数と川のせせらぎに似たゆらぎを生み出していて、それが自律神経に作用することが知られています。
同じモーツアルトでもオペラ「ドンジョバンニ」など避けたほうがいいかも。。と思うものもありますので そこはよく選んで下さいね。
私のおすすめは、モーツアルトのピアノ曲(ピアノ単体はよくBGMにも使われているので、明るく早い曲でも比較的安らぐ音楽と言えるのではないかと思います)
フルート、クラリネット、ホルンの協奏曲。この楽器自体の音がやさしいのでおすすめです。
協奏曲の2楽章。1楽章3楽章に比べて、やさしい(悲しいときもありますが)ゆったりと聴けます。
宗教曲も沢山作曲しています。その中でも、私がおすすめなのはハ短調ミサ(モーツアルトが自分の結婚式用に作ったと言われている)の中のソプラノのアリア
葬送の音楽
ハートホール若葉では生演奏が基本的にサービスで提供しています。三愛メモリアルの特色でもある この生演奏サービスは音の想いでを亡くなった方、参列された方にお届けするサービスです。
音楽療法でいうと 精神的癒しへの応用不安、恐怖の緩和。対話促進。精神安定という効果と
リクエストで故人の思い出の曲は、送る方の家族との子供のころの記憶がよみがえったり、参列された方との対話を促したり、みんなで送るという一体感を促したりと いろいろな効果が期待されます。
また、送る方も「お母さんの好きだった曲で送ることができた」というなにかひとつでも最後にプレゼントができたと思ってくれるように私達も頑張っていきたいと思います。
先日の私が担当したお葬儀の時に 前もってリクエストを頂いていなかったのですがたまたまその時に弾いた曲が亡くなった方が大好きだった曲だったらしく、
あとで「大変満足でした。あの曲が流れた時に私も一緒になって体が動いて・・」
と言って下さいました。こういう言葉が一番うれしいです。
音の力も、ただのBGMではなくて少しでも心に届いて癒しの効果だけではなくスライドショーの懐かしい写真とともに、想いでを感じてくれればと思います。